摂関政治の歩き方

2020.07.22 Wednesday 14:38
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    JUGEMテーマ:自分が読んだ本

     

     みなさま、ごきげんよう。

     

     明日から4連休という方も多いでしょうが、私は今日までが5連休で、明日からは仕事の日々が戻ってきます。

     

     るぺりえ@放送大学全科生です。

     

     

     さて、「摂関政治」と聞いて、何を思い浮かべられるだろうか?

     

     藤原道長・頼道の栄華、女流文学の隆盛、末法思想etc

     

     さまざまなイメージが交錯するなかで、摂関家以外の上達部については、意外に注目されないのではないだろうか。

     

     今日紹介する本は、そんな「御曹司」たちの肉声からうかがわれるさまざまな人生模様を描き出したものである。

     

     藤原明衡という、摂関政治の時代に生きた中級貴族が編纂した『雲州消息』と呼ばれる書簡集を手がかりに、筆者は想像を交えながら、「御曹司」たちの生活やメンタリティを紐解いていく。

     

     多忙を嘆き、仕官の口利きを依頼し、昇進を喜んだり不遇をかこったり、不義理の言い訳をしたり、仲間はずれにしないように懇願したり……

     

     浮世離れしたように思われがちな「御曹司」たちの肉声の、なんと人間臭いことか。

     

     記述の端々にやや牽強付会な所が無しとはしないが、道長・頼道時代の政治史・社会史の一側面を読み解く書物として、興味深く読むことができた。

     

     読んだ本:繁田信一,『御曹司たちの王朝時代』,角川選書,2009.

     

     

     最後までお読みいただき、ありがとうございます。

     

     

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    2020.07.22 Wednesday 14:38
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